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オレンジデイズ

作詞・曲/Toshi



夕暮れ いつも僕らはあの遊歩道を歩いてた 
飽きずに それはもう毎日繰り返してた 
そんな そんな 恋でした。


3つ目の角を左に 曲がると「明日」になるから、僕らはそこだけを、避けるように歩いた。
終着点はいつも決まらず。空だけが妙に急かした。「気が付けば」夕方とは言えない染め具合。


君の笑顔を 永遠より永く見続けていたいのです。
「それ」は空には伝わらずに、重力に負けて、戻ってきて日が暮れる。


想いは確かで。けど君からは不確かで。
地球が反転する間にどんなに苦しんでんだろう。
また逢えば不安の糸は少し緩んだ。ほどけてくんだ。
その笑顔がどれほど本物か、僕は測る術もまだ知らないままーーー


約束も連絡もせずに、日々決まって同じ時 それをデートと呼ぶ事も知らず純粋に
どれだけたくさんの人がこの道を愛したんだろう? 僕らはそれらの一部分になろうとしていた。


おそるおそるに手に触れようと考えて汗を握った、
その間きっと時計の針は追いかけっこに夢中で僕らとはぐれ。


「手を繋いでくれますか?」裏返る声に君が笑った。
その笑顔を欲張りに抱き締めていたかったあの春の日。
時間は残酷で、望まぬ未来に戻されてく 結果的に、その日、僕らにとって最初で最後となるキスをした。


僕には夢があって、走るべき未来がまだあって、「その日々」に僕は画家になったように歌を書いた。
君はもう「時間」という魔物に連れ去られてしまうから、
本当の「さよなら」を君と夢の天秤にかけた

でもね、

でもね、


夕暮れ 僕が愛した 今も胸を苦しめるグラデーション
相反して共存する空の色がどこかあの日の僕らに似て。
二人で一緒に幸せと手を繋ぐ未来は 来ないね、もう来ないね。
それでも、
愛してやまない君のための一番星に。そう言って結びつけた僕らの物語は、
もう他の小説の登場人物のように相容れぬまま、どこかで幸せになっていてね。

そんな そんな そんな 恋でした。

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